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神戸大学医学部との共同研究成果が論文掲載されました。

生物医学系の学術誌Biochemical and Biophysical Research Communications 407 (2011) 148152に、炭酸ガスの経皮吸収によってラットの筋肉組織が、筋トレを行ったときと同じ変化を起こすこと、その作用メカニズムとして、血管成長因子等の蛋白が増えることを発表しました。さらに、筋力の低下、筋肉疲労が炭酸ガスの経皮吸収により、10分程度の短時間で回復するが、その作用メカニズムとして、細胞のエネルギーであるATPを作るミトコンドリアが増加すると共に活性化され、短時間でATP量が増えること、等を明らかにしました。

 

 脂肪細胞にある脂肪は、リパーゼの働きによって分解されると、脂肪酸を放出します。この脂肪酸は、血液を通して筋肉へ運ばれ、筋肉細胞中のミトコンドリアによって分解されます。運動不足の人はこのリパーゼ活性が弱く、軽い運動をする時でも炭水化物(糖質)系が主なエネルギー源として利用されるので、蓄えられた脂肪はわずかにしか使用されないと考えられます。また、運動不足な人は、エネルギー消費効率が高い筋肉の量が少ないので、行き場を失った脂肪がよけいに蓄積されるようになります。炭酸ガスの経皮吸収でミトコンドリアが増え、活性化されると言うことは、脂肪分解が進むことにもつながると考えられます。炭酸ガスパックによる部分痩せ作用は、実はミトコンドリアの増加と活性化が関係している可能性があります。

 

 なお、炭酸ガスが経皮吸収されるためには、いくつかの条件があります。それらをクリアすることにより、炭酸ガスは「分子状二酸化炭素」となって、初めて経皮吸収されます。ゲルの中でブクブクと炭酸ガスを発生しても、それだけでは何の意味もありません。これまでの研究で、当社の模倣品のほとんどは、炭酸ガスは発生するものの、それらの条件をクリアしていないため、上記のような炭酸ガス特有の効果は得られないと考えられます。それだけならまだしも、それらのなかには、研究者の目から見て、皮膚に塗ることがためらわれるような製品もあります。津波が来たら、とにかく高いところへ逃げるべし、という知識が、震災から命を守ってくれましたが、炭酸ガスパックを使うときも、正しい知識に基づいて作られた製品を使うことが、炭酸ガスの素晴らしい効果を得るための条件であるだけでなく、自分の肌を守ることにもつながります。

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